「勝手に書評コーナー」を始めます!!
「勝手に書評コーナー(ビジネス書・投資・その他)」を開始します!
自分で言うのもなんですが、結構本を読んだりするのは好きです。
自己啓発や投資書、仕事関連のビジネス書なんかよく読みます。
やっぱり紙の本がいいです。もちろんデジタル本もいいけどなんかしっかりインプットされているような気もします・・・。(まぁ気のせいかもしれませんが)
ブログをする上で、なんか発信ネタはないかな〜と考えていたんですが、ふと「書評」という言葉が降りてきました(笑)
ということで、「勝手に書評」をしてみることにしました。
コーナー化することでやり続けることができるので、今後定期的にアップしたいと思います。
書評というと堅苦しくなってしまうので、論評ではなく、感想とおすすめ度、良い点などをとりあげ、紹介できたらと思います!
第一回目は・・・「考具」です。
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タイトル:考具
著者:加藤 昌治 さん
発行:阪急コミュニケーションズ
2003年
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出会いについて
このほんと出会ったのは、かれこれ14、5年前くらいでしょうか。
営業職から転職をし、少々クリエイティブな仕事をし始めた新人レベルの時期に出会いました。
まぁ単純に 「発想」 や 「アイデア」 のなさに悩んでいたころと言ってもいいかもしれません。
本からはいろいろなものを吸収できると信じてやまない私は、
「アイデアを出す方法」 とか 「考える力」 とか 「発想」 といった 様々なワードで本を探しておりました。
はい、これとても有名で、私にとっても名著と呼べるものではないかと思います。
まさに眼から鱗の考え方が盛り沢山。
著者の加藤さんは広告会社い勤めていた方で、毎日毎日「考えること」「アイデアを出すこと」を生業にしてたそうです。
今も昔も「考える」ということはとても大事なこと。考えなくなったらそれこそ止まってしまいます。
でも、考えるってとても大変。アイデアなんかそんな簡単に湧いてこないし。
そんな悩みに手を差し伸べてくれる一冊です。
内容は?? →ちょっとネタバレ
①シンプルに「考えるための道具 = 考具 」を提供してくれる本です。
道具?? 考えるということ と道具がつながらない。 そう思う方は是非一読いただきたい。
単なる情報機器の情報とか、考えるための考え方(なんのこっちゃ)ということを述べているわけでなく、具体的に考えるための方法を教えてくれます。
②アイデア(企画) を出す ということを軸にかかれている本です。
アイデアって本当に出てきません。よっアイデアマン!!と呼ばれて活躍するような方は数少ないはずです。
ですが、この本、ほんとうにアイデアが湧いてきます。というよりは、アイデアを出すために何をしたらいいかを提示してくれます。
アイデアを出すということが意識に入ってくるから、アイデアが出てくる(ようになっていく)のかもしれません。
③その道具は全部で21あります。
・情報を手に入れるための考具 ー 6種
・アイデアが拡がる考具 ー 8種
・企画への落とし込み ー 5種
・スパイスを効かす ー 2種
シーン別の道具とその使い方を6章に分けて説明してくれています。
④頭の動き方をシステム化させる。としています。
結局は、考える力を養うということは頭を使います。
その頭を使うということを習慣化する=システム化させる というのが筆者が伝えたかったことだろうと推測します。
特に影響を受けた一文
いろんな道具を使ってみようと思いました。読んでいて楽しいです。
もちろん、使わないな〜という道具もありました。
でも一番影響を受けた一文が、最終章にある「読んで分かってやらないこと」が最大の問題 という一文です。
そう、分かった気になって行動しないことってすごく多い。
なので私は本やWEBなどから得たこと、良いことだと思ったことは、必ず実践するようにしています。
そして最近分かったこと。
実践してもその時は全く箸にも棒にもかからないことは結構あるんです。でも後から回収できてしまうんです。(もちろん全部じゃありません)
そのときやっていたことが無駄ではないという瞬間がどこかでやってくるんです。
ビジネスのお供としても名著だし、そのことに気づけたこの本を最初にとりあげました。
勝手に書評
スキルとしても人生にとても好影響をあたえてくれたので、
★★★★★(五つ星)
最後に一言
別にビジネスだけに使う道具=考具ではありません。
アイデアが必要な方、
ブロガーさんでも、Youtuberさん、ビジネスマンでも、これからなんか趣味を見つけたいな〜と思っている方にもオススメです。
これから少しづつ読んできた本を紹介していきたいと思います。
是非、良い出会いがありますように♪